京都府京田辺市の歯科、やました歯科医院。一般歯科、予防歯科、小児歯科、インプラント、矯正歯科に対応

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口腔外科

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当院では手術やCTで症状の確認が必要な場合は大学の関連病院と連携しております。
お困りの症状がございましたら、お気軽にご相談ください。

 

親知らず

親知らずは抜く必要があるの?

親知らずがまっすぐに生えており、なおかつその手前の歯が親知らずよりも先に抜ける可能性があると判断された場合や、まっすぐに生えた親知らずを問題なく歯みがきが行える場合は抜かなくても大丈夫です。
また、親知らずが骨の中に埋まっており、今後生えてこないと判断された場合でかつ放置しても親知らずによる痛みなどの問題が出てこない場合でも大丈夫です。
しかし、親知らずの影響でその手前の歯が虫歯などになっているもしくはそのリスクがあると判断された場合や歯の矯正をされている場合、噛み合わせに悪い影響を与えている場合などには抜く必要がありますので、ご心配な方は一度検診やレントゲン撮影をされるのが良いかと思います。

親知らずをどうやって抜くの?

問診やレントゲン撮影を行い、診断を受けたのち問題が無ければ抜歯を行います。
埋まっている親知らずを抜くためには親知らずを覆っている歯ぐきを切って周りの骨を削り、親知らずの頭の部分を分割して歯を細かくして抜きます。
また、親知らずには様々な状態があり、抜くのが困難なケースも多々あります。
この場合には、歯科口腔外科のトレーニングを十分に受けた歯科医師に抜いてもらうのが良いでしょう。

顎関節症(がくかんせつしょう)

代表的な症状

1.あごが痛む
顎関節および周辺の頬やこめかみの痛み、口の開け閉め、食べ物を噛むときなど、あごを動かした時に痛むのが特徴です。
あごの動きに関係なく痛む場合は、他の病気である可能性があります。
2.口が大きく開けられない(開口障害)
一般的には、口を縦にあけると指が三本入りますが(開口量40~50㎜)、指が1~2本程度(開口量30mm以下)しか入らない。
また、あごを動かすと痛むので、無意識に動きを抑えてしまっている場合と骨や関節の異常で口が大きく開けられない場合があります。
3.あごを動かすと音がする(関節雑音)
あごを動かしたときに耳の前あたりで「カクカク」という音がしたり、
「ジャリジャリ」「ミシミシ」といった音がすることがあります。しかし、症状が音だけの場合は顎関節症予備軍と言えますが治療は必要ないと思われます。
また、治療を行っても関節の音はなくなりにくいのが実情です。

治療法

症状によっては咬み合わせの調節や歯ぎしり防止のスプリント治療、痛み止めの投与、レーザー照射などを行う場合もあります。
また、咬み合わせや高くて合わない冠の原因が疑われる場合でも、精神的ストレスがかかわっている場合もあるので、すぐにそれらの治療を行わず症状が治まるまで歯に手を付けなかったり、仮歯などで経過を見ることもあります。このような場合は治療が長期に及ぶケースもあります。
生活習慣や、疲労、ストレスなどが原因になっていることも多いため、十分な休養をとり、ストレスを発散し、あごの関節や筋肉の安静を心がければそれだけで治る場合もあります。
このように顎関節症は原因や症状は多様にわたりますが、必要以上に心配する必要はありません。

睡眠時無呼吸症候群

代表的な症状

睡眠中に呼吸停止が繰り返されることで脳や身体に大きな負担がかかります。
その状態では日中の強い眠気や集中力低下、頭痛、夜間の不眠などが引き起こされ日中の様々な活動に影響が生じてきます。
大きないびきをかくことが多く、いびきをかいたり急に静かになったりをくり返している場合は睡眠時無呼吸症候群のおそれが高いですので同居者がおられる場合には同居者に確認してもらって下さい。高血圧や心疾患、脳疾患などを悪化させる要因となりますので早めの治療開始をおすすめします。

治療法

まずは現在の状態を確認するために耳鼻咽喉科、呼吸器内科、神経内科などで検査を受けてください。睡眠外来がある病院が最も適しています。

生活習慣の改善が必要になってきます。
症状によってCPAPという呼吸補助装置を就寝時に装着して寝ている間の無呼吸を防いただり、口腔内装具(マウスピース)を作成して就寝時に装着して上気道を広く保っていびきや無呼吸の発生を防ぐ治療などをします。
睡眠時無呼吸症候群治療用の口腔内装具作成は保険適用されておりますが、保険で作成するためには睡眠検査で確定診断がついており、確定診断を行った診療科からの紹介状が必要になります。

紹介状が無い場合は自費診療となりますので。ご相談ください。

口臭治療

口臭には生理的口臭、飲食物・嗜好品による口臭、病的口臭などがります。
その中でも病的口臭が原因である場合が多く、歯周病や入れ歯の清掃不良などが挙げられます。
お口の中には数えられないほどたくさんの菌がおり、これらの中には口臭の原因になるガスを産生する細菌もいます。また、歯の周りに食べカスや歯垢(プラーク)などの汚れがたまっていると細菌が繁殖しやすくなってしまします。
これを踏まえてできる限りお口の中を清潔にして最近の数を減らすことが重要になってきます。
治療法としましては歯周病と同じで、まずはお口の中の清掃を徹底することが大事です、詳しくは歯周病治療のページをご覧ください。

口臭の種類

  1. 起床時口臭
  2. 緊張時口臭
  3. 生理中、妊娠中、思春期などの口臭
  4. 加齢による口臭
  5. 体調不良時など体の活力が低下している時は口臭が出やすくなります。
  6. 口呼吸をしていると口の中が乾燥するため口臭が出やすくなります。

舌痛症(ぜっつうしょう)

代表的な症状

ヒリヒリする、ピリピリする、ジンジンする、やけどをしたような感覚が長期間にわたって続く病気です。
食事中、口に物が入っている時は痛みがないので、食事には支障がないです。
舌の痛みやしびれの原因となるような明らかな炎症や外見的異常が無く、原因が不明です。
下記のような症状もあります。

  • 神経の麻痺が無い
  • 血液検査において特に異常を認めない。
  • 何かに熱中している間や睡眠中は症状が出ない。
  • 口の中の乾燥を認めることが多い。
  • 味覚の低下や異常を認めることもある。

治療法

軽症の場合は特に治療の必要はありません。十分な休養とバランスのとれた食生活を心がけて下さい。
症状が強い場合は漢方薬やビタミン剤、抗うつ薬、うがい薬などの投与を行います。
口の中の乾燥がある場合は、水分摂取の促進や、口の中の保湿用の塗り薬やスプレーを使用していただきます。
味覚の異常を認める場合は、亜鉛を多く含む食物の摂取を心がけて下さい

口腔粘膜疾患

口の中の軟組織に発生する病気を口腔粘膜疾患といいます。
口腔粘膜疾患には、口の中での病気や、皮膚疾患と関連するもの、全身疾患の一症状としてあらわれるものなど、さまざまな種類があります。また、同じ疾患でも病変の形態、色が多種多様なことが多く、発生原因を特定できないことがあります。

細菌などの感染症
結核、梅毒、口唇ヘルペス、カンジダ症など
アレルギーや自己免疫疾患
歯科金属アレルギー、接触性口唇炎、シェーグレン症候群など
形態の異常
口唇裂、巨舌症、基底細胞母斑症候群など
腫瘍やのう胞
歯肉癌、乳頭腫、舌癌など
色調の異常を伴う病気
板症、悪性黒色腫、アジソン病など
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